2016年03月14日

【第10話】沈滞ムードを一変させるか? 2018−19シーズン後半の命運を握る「ある若者」の加入 

【前回までのあらすじ】
  オランダカップで宿敵アヤックスを延長戦で下し準々決勝進出を決めたDavid率いるPSVアイントホーフェン。明けて2019年。冬の移籍マーケットが開けて・・・。

◎第9話の内容はこちら
 http://soccer-game2009.seesaa.net/article/434147808.html

 激動の2018年が幕を閉じ、明けて2019年。暮れに行われたアヤックスとの激闘の余韻に浸りたい所だがそんな余裕もなかったDavid。シーズン後半をどう戦うか、すっかりお気に入りとなった日本のKatsunumaから取り寄せたワインを飲みながら思いを巡らせていた。

  2019年が明け、毎年恒例の「冬の移籍マーケット」もオープンとなった。夏のそれに比べて期間は短いが、前半戦で浮き彫りになった課題や弱点を各クラブ補強でどう穴埋めするのか。後半戦に向けてスカウト、代理人、クラブスタッフの腕の見せどころである。W杯ロシア大会で活躍しながら夏のマーケットに間に合わなかった選手は動くのか。そしてヨーロッパのビッククラブに移籍すると話題になって久しいブラジルの至宝ネイマール(ブラジル・サントス)は今度こそ大西洋を渡るのか。今回も話題には事欠かなかった。

  David率いるPSVも、スタッフから上がって来たリストと現場の声を擦り合わせる会議が夏の移籍マーケット終了後から時折行われ、昨年暮れからは具体的にどのクラブから誰を引っ張って来るのか結論を出すべく連日行われるようになった。マスコミからインタビューなどの対応が良いと評判のDavidだが、連日行われる会議に少々うんざりし疲れた表情を見せ、馴染みの記者にさえ何を聞かれても閉口する日が続いた。補強に関する打ち合わせにも関わらず、事ある度に現在のクラブの成績の事をまるで針で刺すかのようにチクチク言われる事もあり精神的に参っていた。

 既にターゲットとなる選手の代理人と接触を図り好感触も得ている。「若くて将来性のある中盤の選手」と言う補強ポイントにもピッタリ合致する。代表歴はないがいずれ国を代表する選手になるとスカウトからの太鼓判もある。会議に参加した者の満場一致で結論は出た。

  国際Aマッチデーとウィンターブレイクでリーグ戦が休みとなる2019年1月某日、将来有望なその若者をスペインのレバンテから獲得する事を正式に発表した。後にペルー代表に招集される事となるLuciano Reyes。Davidがアイントホーフェンで名を残せるか否か。その命運を握る選手である。
  更にイタリアのサンプドリアを退団し自由契約となっていたアルゼンチン代表ゴールキーパー、Sergio Romeroとも契約にこぎつける事が出来た。

  この2人の加入はテストマッチで早速その効果が表れた。ロシアの名門ゼニトを迎えて行われたテストマッチ。スペインから連れて来た弱冠20歳の若者が2ゴール1アシストと早速結果を残し、4−0と相手を寄せ付けなかった。後半戦に向けて幸先良いスタートを切ったPSV。2018‐19年シーズン後半の反転攻勢が始まろうとしていた。

※ この物語はフィクションであり登場する団体、人物の一部は架空のものです。また実在する選手も登場しますが、所属するクラブは現実とは異なる場合があります。

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posted by さすらいのDavid氏 at 23:44| 東京 ☔ | TrackBack(0) | David氏監督奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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