2016年01月12日

プロもビックリ!!度肝を抜いた「目隠しフリーキック」  【第94回全国高校サッカー選手権大会決勝】

 第94回全国高校サッカー選手権大会決勝が11日埼玉スタジアム2002で行われ、インターハイに続く全国制覇を目指した東福岡(福岡県)が国学院院久我山(東京都A)を5−0の大差で下し17大会ぶり3度目の優勝を果たし、史上6校目となる夏冬制覇(インターハイ、全国選手権)を果たしました。

【試合結果】
東福岡 5−0 国学院久我山

 今大会6試合で挙げた得点が14点に対し失点が僅か1点。終わってみれば順当な結果とも言えますが、周囲から期待されたであろうインターハイとの2冠。そのプレッシャーをはねのけての制覇は立派の一言に尽きます。
 国学院久我山のお株を奪うような流れるような攻撃もさることながら、観客の度肝を抜いた2点目のフリーキックで見せたトリックプレー。ボールの前に味方の3人が壁を作って何をするのかと思いながら見ていました。キッカーが蹴った瞬間、壁を崩すのかと思いましたがまさか3人とも屈んでボールを通すとは・・・。インターハイの時に対戦した相手が似たようなトリックプレーをしたのをヒントに、いざという時の為に練習していたそうですが、想定外のプレーにただただ驚きました。このプレーは海外にも配信されたようで目の肥えた海外のサッカーフリークにはどのように映ったのでしょうか。

 部員280人に対しスタッフ十数人と類を見ない程の充実した設備。先日の記事で書きましたが、高校サッカーと取り巻く環境は地域間で格差があった頃とは明らかに違っています。
 東福岡高校のように条件が整っている学校(多くは私学でしょうが)が全国大会に常に出場し、上位に進出するのは当然と言えば当然なのですが、だからと言ってそう簡単に優勝出来るとは限らないのが一発勝負で決する事が多い高校スポーツです。東福岡にしても3回戦の市立船橋との試合はP.K戦までもつれ込みましたし、準優勝の国学院久我山も2回戦の明秀日立戦がそうでした。きっかけ一つで勝敗の行方が変わる可能性があるのが高校スポーツであり、だから多くのファンがつき観戦に訪れるのだと思います。(プレミアリーグやプリンスリーグに比べて盛り上がるのは大会の伝統とメディアの宣伝効果も一因にあるとは思いますが)

 今回活躍した選手が2020年の東京オリンピックで活躍する世代。果たしてこの中から日本のサッカーを背負って立つ、或いは海外にベクトルを向ける選手が現れるのか。その誕生を待ちたいと思います。



最後のロッカールーム 魂の言葉 -
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高校サッカーダイジェスト Vol.13 2016年 1/12 号 [雑誌]: ワールドサッカーダイジェスト 増刊 -
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2016年01月03日

高校サッカーは世界への通過点か?それとも青春の集大成か? 【第94回全国高校サッカー選手権】

第94回全国高校サッカー選手権大会は3日、3回戦8試合が行われ前回優勝の星稜や準優勝の前橋育英などがベスト8に駒を進めました。
 準々決勝4試合は5日に駒沢陸上競技場などで、決勝は11日に埼玉スタジアム2002で行われます。

【第94回高校サッカー3回戦の結果】
明徳義塾(高知)  3−0 各務原(岐阜)
青森山田(神奈川) 2−2 桐光学園(神奈川)
         (P.K5−4)
国学院久我山(東京A) 2−1 神戸弘陵(兵庫)
前橋育英(群馬) 3−2  帝京三(山梨)
星稜(石川)   1−0  中京大中京(愛知)
駒大高(東京B) 2−1  松山工(愛媛)
東福岡(福岡)  0−0  市立船橋(千葉)
         (P.K4−3)
富山一(富山)  2−1 矢板中央(栃木)

【準々決勝組合わせ】
駒大高×東福岡
青森山田×富山一
星稜×明徳義塾
国学院久我山×前橋育英

 明けましておめでとうございます。年明け第一弾は冬の風物詩となった高校サッカーの話題から。

 正月は駅伝にラグビーにサッカーなど様々なスポーツが行われその中でもすっかりお馴染みになったサッカー高校選手権が昨年末から首都圏各地で開催されています。

 Jリーグが創設される前は、サッカーが盛んな地域とそうではない地域に偏りがありました。それが創設されユース世代を育成するクラブが増えた事、選手が流動的になった事、そして各地にJクラブが出来た事などの要因で、今や「サッカーどころ」と言うフレーズは死語になり地域間格差がなくなりました。地域間格差と言うよりも、野球など他競技同様、施設や指導者やスタッフが充実している学校(主に私学)とそうではない学校との格差と言った方が良いでしょうか。
 
 今大会も前回優勝校や準優勝校、ユースクラブと切磋琢磨する場であるプレミアリーグで活躍する高校など強豪校が順当に勝ち残った感があります。以前、選手名鑑を見て部員数が100名近い又はそれを超える学校が結構ある事に驚きましたが、考えてみれば、自分の周辺もそうですが若年層は野球よりもサッカーと言う風潮である事を考えるとそれもうなずけます。果たしてその中から何人が公式戦に出場出来るのかと思いましたが、高校選手権やインターハイの他にも前出のプレミアリーグや地域リーグ、県リーグなどがあり一定程度の選手が踏める実践の場があるのは良い事だと思います。それにしても青森山田のロングスローからの同点ゴールはお見事でした。

 この大会から更にJリーグやそこから世界に羽ばたく者。或いはこれを最後にサッカーから「卒業」し別の道に進む者。様々な人間模様が交錯する正月の風物詩。ユースクラブの台頭により「部活動」である高校サッカーの存在意義が問われる時期もありましたが、今後もこのような風景が残りそして互いに共生していけるようになっていけばと個人的には思います。





高校サッカーダイジェスト Vol.13 2016年 1/12 号 [雑誌]: ワールドサッカーダイジェスト 増刊 -
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2015年12月06日

Thrilling The Championship!!でも必要なのか? 【JリーグCS決勝第2戦】

  年間王者の意地か、下剋上か。第1戦はサンフレッチェ広島がアウエーで勝利を手にして迎えた第2戦は、2点差以上で逆転優勝となるガンバ大阪の攻撃をしのいだサンフレッチェ広島が引き分けに持ち込み2015年Jリーグ真の王者の座に就きました。

   優勝するにはとにかく点を取るしかないガンバ大阪は前半からサンフレッチェのゴールに襲いかかり前半27分に今野選手の3試合連続ゴールで先制点を取りました。これでサンフレッチェがどう出るのかと言う点で見ている側としては面白い試合展開となりましたが、受けに回りながらも粘り強く辛抱したサンフレッチェが交代選手の活躍で後半同点に追い付き2年ぶりにシャーレを掲げる結果となりました。

   サンフレッチェは毎年主力選手が移籍し本来なら戦力が多少なりとも落ちると思われるのですが、チーム力を維持出来たのは、クラブとしての育成力と戦略に見合う選手補強のうまさ、そして自身3度目の優勝となる森保監督の采配の巧みさと起用に応える選手の力量、全てが噛み合った結果によるものと言えるでしょう。

 一方、惜しくも連覇を逃したガンバ大阪。前線の選手を代えるなど最後まで攻撃の手を緩めませんでしたが及びませんでした。結果論ですが第1戦終盤の「アレ」が無ければ・・・。昨年はタイトル総なめでしたが、今年は2位続き。今シーズン最後のタイトルとなる天皇杯で頂点に立つ事が出来るでしょうか。

  上にも書きましたが、森保監督は3度目のリーグ制覇で、代表が外国人監督という考えがなければすぐにでもと声が上がりそうですが外国人ありきという風潮の昨今、もしかしたらロシアW杯まではないかも知れませんね。

  対戦したガンバ大阪の長谷川監督とは約20年前にドーハで苦汁をなめたいわば「同士」。そして今日J1昇格を決めたアビスパ福岡の井原監督も。当時のイラク戦はテレビで見ていましたが時が過ぎるのは早いなあと思いつつ、これからのJリーグをもっと盛り上げていって欲しいです。

   最後に今回は勝ち点トップのクラブが優勝したので議論にならないと思いますが、敗者にチャンスをという、日本人が好みそうなシチュエーションのチャンピオンシップが今後必要か。考え直す必要があるような気がします。

【JリーグCS 第2戦結果】
広 島 1−1 G大 阪
(広 島1勝1分け)
(得点者)
前半27分 今 野(G大阪)
後半31分 浅 野(広島)

Jリーグオンデマンド -
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2015年12月03日

Dramatic The Championship !!  【JリーグCS】

 今シーズンのJリーグ王者を決めるチャンピオンシップ決勝第1戦は、敵地に乗り込んだサンフレッチェ広島が後半アディショナルタイムに逆転すると言う劇的な勝利を手にし王手をかけました。 第2戦は5日(土)エディオンスタジアム広島で行われます。

 準決勝のような負けたら終わりの一発勝負ではない事もあって、第1戦をモノにしたいと言う心理が働いたのか前半は互いの様子を見ると言う、観戦している側にとっては少し退屈な展開でした。共に攻守にバランスの取れたクラブ同士の対戦でしたので重い雰囲気で1点取った方が勝つと言う結果になっても不思議ではないのですがとになくそう多くは点が入らないような感じはしました。

 ところが、後半は一転して動きが激しい展開となり終わってみれば合計5得点。G大阪が勝っていれば先制点を許したサンフレッチェのDF陣のパスミスがクローズアップされただろうし、結果的にはこちらが大逆転の大きな要因となったと言われていますが、試合終了間際に退場者を出して相手を勢いづかせてしまったG大阪。どちらも普段のリーグ戦であれば起きえない事が起きてしまった、まさにチャンピオンを懸けた争いとはこういうものだと言うのを印象付けた試合だったのでないでしょうか。

 今は世界のサッカー界もグローバル化しているので違うのかも知れませんが、カテナチオが代名詞だった頃のイタリア人は1−0の試合を好み、オランダ人はとにかく点を取り合う試合を好むと言うのを何かの本で読んだ事がありますが、この試合は前半はその頃のイタリア人が、後半はオランダ人がそれぞれ好むような内容だったような気がします。ハリルホジッチ監督の言葉を借りますがスペクタクルな試合だったと思います。その割に地上波で放送していた某テレビ局のあっさりした終わり方はいただけませんでしたが、まあ放送枠が決まっていたのでしょうから仕方ないのかも知れませんね。

 さて5日に行われる第2戦ですが、アウエーで3点取りホームに戻るサンフレッチェ広島が今シーズンのJリーグ王者にかなり近づいたと言えるでしょう。ただ第1戦でも信じられないような事が起きたように第2戦もスンナリ終わるとは思えません。まだ前半戦が終わったと考えればG大阪の攻撃力なら2点差は決して無理な条件ではないような気もします。1点差負けでも4点以上取られなければ優勝(3点取られたら延長戦)となるサンフレッチェが、仮に先制されたらどう出るのか。同点を狙うのか、それともそれ以上取られない戦術と採るのか。第2戦もサポーターの目を釘付けにするような展開を期待したいですね。

【JリーグCS 第1戦結果】
G大阪  2−3 広 島
(得点者)
後半15分 長 沢(G大阪)
後半35分 ドウグラス(広島)
後半36分 今 野(G大阪)
後半46分 佐々木(広島)
後半51分 柏(広島)

ウイニングイレブン 2016 -
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サンフレッチェ情熱史 降格・経営危機を乗り越えた「逆境のヒストリー」 -
サンフレッチェ情熱史 降格・経営危機を乗り越えた「逆境のヒストリー」 - ラストピース  J2降格から三冠達成を果たしたガンバ大阪の軌跡 -
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2015年11月28日

負けたら終わりの一発勝負!! 下剋上か?それとも第1Sチャンピオンの意地か?  【JリーグCS】

  今回は横道に逸れてJリーグの話題を・・・。

  今シーズンから2ステージ制になったJリーグ。今日からチャンピオンシップが始まり、アウエーに乗り込んだガンバ大阪が延長の末、浦和レッズを下しサンフレッチェ広島への挑戦権を手にしました。

  共に日本代表選手を抱える東西の雄の戦いは、最後はG大阪の勝負強さが勝ったと言うか老獪さが浦和の攻撃力を上回った形となりましたが互いの意地と意地がぶつかり合う好ゲームでした。

  G大阪は、昨日のサッカー番組でトップ下で起用されるとインタビューに答えていた(本当は明かしたらまずかったようですが)宇佐美選手をその通りトップ下に配置しました。機能したかと言われるとクエスチョンマークがつくような気がしないでもないですが、代表でレッズの西川選手と正GKの座を争う東口選手を中心にゴールにボールは通さないと言う守りっぷりは1点こそ取られはしましたが、見事だったのではないかと思います。それが延長の2得点に繋がったのではないでしょうか。ゴールポストに助けられたツキも含めて・・・。

  一方、ホームの浦和レッズは試合を優位に進め1点ビハインドで後半追いつきました。その後も相手のディフェンスラインが下がり気味になった所で何度かチャンスがありましたが、そこで決めきれなかったのが悔やまれます。思えば昨年のリーグ戦で優勝に手が届きそうだった時に急ブレーキをかけられたのが今日の相手であるがG大阪。昨年の悔しさを晴らす事が出来ないまま第1Sのチャンピオンは姿を消す事となりました。

  さて、G大阪の次の相手はサンフレッチェ広島。指揮官は、90年代初めに日本中が悲劇に包まれたあのドーハの舞台で共に戦ったいわば同士。果たしてどんな結末を迎える事になるのでしょうか。
   
【Jリーグチャンピオンシップ準決勝】 
浦和  1−3 G大阪
    
(得点者)
後 2分 今野(G大阪)
後27分 ズラタン(浦和)
延後13分 藤春(G大阪)
延後16分 パトリック(G大阪)

◎JリーグCS決勝 サンフレッチェ広島×G大阪

12月2日 万博記念競技場
12月5日 エディオンスタジアム広島

キックオフは何れも19時30分

Jリーグ再建計画 (日経プレミアシリーズ) -
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白紙からの選択 -
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